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2022年3月25日金曜日

花芽が付きました

現在コーヒーの木とミツバチの世話と畑の世話に明け暮れてます夜宮です。
本業がすきま産業になってます💦




長い時間をかけて育ててますコーヒーの木。
地植えできるといいんですが、場所があってもコーヒーの栽培をするには
温室だけでは不足で、地温を保つための設備が必要となります。
おおがかりに栽培しているところでは一般的な設備としてお湯を通したパイプを張り巡らせて冬を越させているところが多いようです。
温泉地であれば温泉を通してという方法もありますが、
これはこれで温泉に含まれている硫黄などの成分で枯れやすくなります。
日本で育てるにはよほど温かいところでないと
結構な費用が掛かります💦

といいつつ、無事そこそこな大きさになり、今年は花芽がたくさんつきました。
自分で育てたコーヒーの実を自分で焙煎する。
それが夢でしたが今年叶えばいいなぁと思います。
そこまですれば、コーヒーの栽培から収穫、精製、焙煎まで
すべて自身の手でこなしたことになるので、焙煎士初心者コースは終了です。




#自家焙煎 #珈琲 #コーヒーの木

 

2022年1月14日金曜日

福岡子どもホスピスプロジェクト募金活動

光陰矢の如し。あっという間に二週間が過ぎました。
そろそろ当店のみっちーさん達の家を増やして初夏に備えないとなぁと
思いつつも寒さに負けて動けない夜宮です。




先日 NPO法人福岡子どもホスピスプロジェクトの事務局長様、理事の方と
公益財団法人がんの子どもを守る会九州北支部の方がご来店。
当店に設置する募金箱をお持ちくださいました。

自身や家族が五体満足で元気だと、難病というのはどこか遠くに感じられがちです。ですが遠い世界のことではなく、隣人の話であったりします。

その子の未来は私たちの未来。

ほんの少し、心を傾けて頂くと嬉しいです。
この箱に入れた貴方のお金は、大きな循環の中で、何倍にもなってあなたの元へ戻ってきます。
宜しくお願いいたします。


 

2021年11月27日土曜日

朔風払葉


朔風払葉。北風が吹き一気に冬らしくなりました。
本日は夕方からなぜか焼酎の試飲会で珈琲だすことになってる夜宮です。









最近、ほんとうに珈琲が好きなんですねーといわれることがあり。
はて。自分は本当に珈琲が好きなのかと考えることが多々増えました。
好きのはじまりは、知りたいという好奇心から。
その好奇心の赴くままに進んでいると
自分の能力の足りなさに思い至り、どうしても現在の自分の力以上のことを求めようとするわけです。故に試行錯誤するわけですが。
時にその試行錯誤の果てに思いがけない宝を見つけたりして。
見つけたと思った次の瞬間にははるか手の届かない、そのもっと向こうに輝くものを見つけて打ちのめされます。

その度に元の位置に引き戻されて、己が謙虚さを失い、
どこか邪であったことを思い出し、またコツコツ積み上げる。
だから焙煎をやめられない。

結局
珈琲が好きというより、珈琲を焙煎するのが好きなわけです。
仕事するって結局祈る事と同じ。






2021年10月23日土曜日

芋ほり大会終了

 無事芋ほり終了しました。いまだ足の筋肉痛がひかない夜宮です。







今年もミミズの※ジョン、ナメクジのメアリーのお話から始まった芋ほり。
4年前に比べると園児さんの数も減りましたが、その分たっぷり土とさつまいもとの綱引きをたのしんでいただけたようです。
最初は緊張気味の年少さんも土を触り、芋の姿が見え始めると夢中になって一気に人見知りの壁が取り払われます。
今あちらこちらで農業や自然との触れ合いを軸にした子供の学び場が増えてきてますが、
潰えることなく続いていってほしいものです。

 遊びをせんとや生れけむ 戯れせんとや生れけん
 遊ぶ子供の声きけば 我が身さえこそ動がるれ   -梁塵秘抄

※ジョン、メアリーは当店が畑にいる虫たちにつけてる名前です。ほかにバッタのマークやカマキリのハマー、蜘蛛のエイトマンetc
普段身近に虫がいない子どももいるので、先にこの話をしておかないと土の中からミミズ出てきたときに騒いで転ぶことがある為、お芋づくりにはこの虫たちが協力してくれてるというお話をしてます




2021年10月8日金曜日

夜宮養蜂倶楽部、採蜜しました。

10/7に九州みつばち工房様にお手伝いいただき
当店の巣箱の採蜜を致しました夜宮養蜂倶楽部です。






当店の巣箱は重箱式といって底のない枡みたいなものを積み重ねていくものです。
下へ下へと鍾乳石のように伸びていく巣の一番上は蜂蜜の貯留域なので、そこだけを採集します。

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採蜜の流れ








一番上の天井を外しました



整然と蜂蜜のたくさん詰まった巣が並んでいます



丁寧に巣を外していきます




外した巣を砕いて漉し布を引いたザルへ。
あとは自然に蜜がたれてくるのを待ちます。
(遠心分離機を使う方法もあり)





蜜の詰まった巣板はコムハニーと呼ばれます。
口の中にゴムみたいな巣が残るので食感は良くないですが、
蜂蜜だけを食べるよりも栄養価が高いです。
今回はお手伝いいただいた先生にこんなきれいな巣板は珍しいから
とっておきなさいとアドバイス頂いたので4枚分ほど取っておくことにしました。

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はちみつは全部とったりしません。今から冬を越すのに必要な分をちゃんと残します。
当店の養蜂における一大イベントは終了しました。
あとは越冬して、新しい群れが新天地へと飛び立つその姿を楽しみに蜂と共に過ごします。

一度はあきらめた養蜂。再び開始できて、この日を迎えられたことに感無量。

さて、10月。今度は園児さんの芋ほり準備に取り掛かります。
コーヒー焙煎するより忙しい10月。



 

2021年9月13日月曜日

変化

「焙煎してる姿が先代に似てきたね。」

発送しなければいけない分をすっかり忘れて豆が足りず、
仕方なく営業中お客様来店中に焙煎。
昔からの常連様がじっと見ていて一言。

あぁそうか、と。

時間が人を変えるのか仕事が人を変えるのかわかりませんが確かに変わって来た道のりがあるんだろう。

珈琲の仕事をはじめて30年。
お客様に当店の焙煎士は自分ですと名乗れるようになって21年。
先代の壁は永遠に超えることは出来ませんが、
少しは近づけたのかなと思います。



 

2021年7月29日木曜日

価格高騰中

ブラジルで起きた干ばつ、霜害を受けて珈琲が値上げ更新中です。

どうしたものか頭の痛い夜宮です。






詳細は各ニュースを見て頂くのがわかりやすいと思います。

当店はレギュラーについては、しばらくは現行のままで販売いたしますが、
ドリップバッグについては包装資材の値上がりもありますので、
販売価格を上げさせていただくしかないかなと思っています。
何%上がるかは試算中です。
9月より実施する予定です。
(現行 税込み¥130)

コロナに加え天災、人災。
福岡は又8月より時短要請。
当店は営業時間がかかりませんが、飲食業だけにとどまらず、
関連業者の痛手はさらにおおきくなりそうですね。





巷では引き寄せの法則、というのが当たり前のようになっています。
人は願ったもの、信じたものを引き寄せるというスピリチュアルなお話。
それであれば、今の世界情勢は私たちが願ったものになるという事でしょうか。

ならば、願いのベクトルさえ変えれば、また世界は変化していくということになります。
ベクトルを変える方法は一つ。
自分の幸せと一緒に、隣人の幸せを願えばいいわけです。
自分も幸せになりますように、自分が大切にしている人たち、
その人たちが大切に思う人たちも幸せでありますように。

(このあたりの話になると、
幸せになりますように、という願い方は、今が不幸だってことだから、
今もとっても幸せですって思わないと!って言われるわけですよ)

思い方は人それぞれなので、自分にしっくりくる方法を選んでください。
相手は神様でも海でも山でも自分でも。


↓コーヒー関連ニュース

AFP BB NEWS


2021年7月20日火曜日

手から手へ

7月もあっという間に下旬になりました。
夏休み突入の子どもの姿が羨ましい。
パパママにとっては苦難の時間が始まるんでしょうか💦
まだまだギフトが終わらず頭だけ逃避行中の夜宮です。





最近、どなたかの手から届いたドリップバッグだったり珈琲豆だったりのご縁で来店されるお客様が増えました。

当店は場所的に「散歩の途中で偶然見つけました」で来店される方が少ない店です。
周囲に観光できるようなものもたいしてありません。
街中でもないので、何かのついでに、で来られる方もいません。
殆どが誰かのご紹介やクチコミ。
今はネットで検索というお客様も増えましたが、
9割以上が当店を目指してきてくださるお客様です。
そうして来てくださった方が、豆を購入してそれを誰かに差し上げて下さる。

人の口から口へ。手から手へ。
そこにはありがたさがあり、それ以上の怖さがあります。

この怖さを忘れ、慢心した時に失敗が生まれます。
今日来られたお客様は。紹介して下さった方と、次のお客様への架け橋になる方です。
当店の珈琲をあの人にプレゼントしたい、と思ってくださったお客様のその期待に応えられよう、丁寧な仕事を続けたいと思います。

といいつつ、かなりのミーハーで褒められるとすぐ調子に乗る店主。
油断大敵。あぶないあぶない。

2021年6月27日日曜日

膨らまない珈琲~お客様の質問①

たまに珈琲屋らしいこと書かないと何者か忘れそうな夜宮です。


【お客様の質問】
時間たって膨らまなくなったコーヒーは熱湯で入れるといいって聞いたんですけど、確かに膨らむけど美味しくないんですよね。


【当店の答え】
くたびれて休んでるところに、いきなり、ぐらぐらの熱湯かけられたらどうですか?
あちちって怒りながら暴れまくりますよね。
膨らむんじゃなく暴れてるんです
怒ったコーヒーは美味しくない。そういうことです。


焙煎して時間が経つと 抽出時に膨らまなくなります。
1番大きい理由は、コーヒー豆内部に含まれた炭酸ガスが放出しきってしまう為です。
その他にも保存状態が豆か挽きか、密封方法(湿気管理)や、時と共に酸化して油分が多くなる、煎り加減が浅いか深いか、お湯の温度が適温より低すぎる等です。

時間のたったコーヒーは膨らみに関係なく、いつも通り優しく適温でいれて喜ばせてあげてくださいね。 
ちゃんとそのコーヒーの年齢に合わせた深みを表現してくれます。
自分がされて嫌なことはコーヒーにもしないのが美味しく飲んでいただくコツです。

さくらんぼ頂きました。この色が好きです。



2021年6月20日日曜日

はちと神様

基本的に「店にはいない」スタンスが定着しつつあります。
どうかすると、店にいると驚かれることもある夜宮です。
なぜなら蜂の観察に忙しいんです😅


============
金子みすず「はちと神様」

はちはお花のなかに、
お花はお庭のなかに、
お庭は土べいのなかに、
土べいは町のなかに、
町は日本のなかに、
日本は世界のなかに、
世界は神さまのなかに。

そうして、そうして、神さまは、
小ちゃなはちのなかに。
===============





世界の循環を感じさせるこの詩。
みつばちが滅びると世界は数年で滅亡するという話があります。
現在ではさすがに数年ということはないと思いますが、
みつばちすら生息できない世界の未来は暗いだろうなとは思います。

人が介入しすぎた自然の在り方。
取り返しがつかないものもあれば、今ならまだ間に合うものもあります。
みつばちが飛びたって行く姿を見ながら、
年々厳しくなる自然環境の変化に、個人レベルで何かできることはないか考えています。

当店のみっちーさん達も少しずつ家族増やしながら頑張ってくれています。





2021年6月4日金曜日

いちめんのあかしそ

山村暮鳥「風景 純銀もざいく」

いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな

かすかなるむぎぶえ

いちめんのなのはな

2021年5月29日土曜日

路傍の石も拾えばご縁

当店にとって怒涛の5月がもうすぐ終わりを迎えます。
緊急事態延長で6月はさらにのんびりを決め込んでる夜宮です。


17年前、もっと前かもしれませんが、
一時期コンピューターのヘルプデスクの仕事をしていたことがあります。
その時、ほんの数か月だけ一緒に働いてた方から当店のインスタを見つけたとフォローがありました。
関りがあったのはほんの数か月、それもまともに会話したことは少なかったのですが、この長い年月の間、その方の記憶の片隅に当店が残っていて、思い出してくれたことに少なからず感動。


路傍の石も拾えばご縁。


一度手にしたご縁は切れても必要と時がつないでくれます。そしてお互いに学ぶものが無くなったときに、ご縁は切れるんでなく役目を終えたということになるんでしょうね。




SNSが普及して人との関わり方も様々に変化しました。
当店も少なからずその波に揺れています。
ネット上でのやりとりだけで一生お会いすることもないだろうと思ってた方と会い、会うべくはずもない真反対の北の遠い場所の方とつながり、偶然が重なって店に来ていただく、20年以上前に何かの集会で出会っただけの方が帰省の度に足を運んでくださる。
当店の知らないところで緩やかに縁が繋がっていることを感じる場面にもたびたび遭遇しました。

SNSは確かに害悪も多く生みます。その為に子供の命や精神が搾取される事件も増えています。ものごとには全て光と影、善と悪がありますが、
発信する人受け止める人の意識でいくらでも改善できる余地は残されていると信じてます。


ちなみにチェコの映画で、その名もずばり「SNS-少女たちの10日間-」というのがあります。大人は子供を守る為にどうすればいいのか。目を背けずに直視しなければいけない現実があります。




2021年5月16日日曜日

入梅しました

梅雨入りしました。梅雨前に植えるはずの芋ツルをまだ植えてなく、当店にとってはこちらのが緊急事態な夜宮です💦



今回作ったチャリティードリップバッグ
少しずついろいろな方に購入していただいてます。
ありがとうございます。
5月いっぱいは販売予定です。よろしくお願いします。オンラインショップ



購入していただく、寄付を頂く、プレゼントを頂く。
感謝するべきは、その行為そのものよりも
その裏側にあるその方の気持ちなのだと思います。

手に取っていただいて、お代を頂くまでの、その心の動きに。
ネットで購入いただいた場合は、アクセスして説明を読んでカート、決済へ。
しみじみありがたいと思います。

自分一人ではできないことを色々な方が手伝ってくれます。
こんな時期の中で自分のことで精いっぱいにもかかわらず、
心を傾けてくれます。
ありがとうございます。

次のプレゼント用のラベルを考え中。













2021年3月28日日曜日

テイクアウト

インスタだけでも手一杯。

そのインスタも緑の写真とかどうでもよさげなものばかり💦
何分、宣伝するモノがありません。な今日もゆるゆる営業、夜宮でございます。




緊急事態解除にあわせ、また今は桜がきれいな季節。
街中や観光地にも人の姿が増えたようです。
この後控えてるGW。不安要素もありますがワクチンの効果が証明されて明るい兆しでればいいですね~(ワクチン接種の是非については様々な意見ありますので割愛)





以前からテイクアウトご希望のお客様が多く。
当店はテイクアウトに関してはマイタンブラーかポットご持参の場合のみ、を通してまいりました。

理由は紙コップの場合、中に耐水の為の薬剤が塗布されている為、熱い液体を入れると若干でも溶け出し、それが味と香り、またお客様の健康に害を与えてしまう為です。
それでもわざわざ車でいらしてテイクアウトをご注文いただくのに、お応えできない事が心苦しく思っておりました。



ところが時代は変わりますね。
ようやく薬剤ではなく生分解性フィルム(とうもろこしのデンプン等から作られるフィルム)を内側に貼った紙コップが登場しました。
サンプルを取り寄せ試飲してみましたが、これなら味も香りもたいして損なわずに美味しく飲んで頂けるようです。
もちろん普通の紙コップの5倍近いコストはかかりますが💦 
同じ素材の蓋をつけると10倍近くに😱

。。。まぁ。たとえ少々のコスト高になっても人の口に当てるものは出来るだけ安全で、
なおかつ美味しいものでありたいと思いますし、これからもそういう営業をしたいと思ってます。

近日中に開始できればいいなぁ。





2021年1月30日土曜日

緊急事態延長

早いもので1月も明日で終わりですね。
どうやら緊急事態は延長の様相。受難は続きそうです。




時間の正体。

これは現代物理学でも大きな研究課題です。
量子論研究の中で時間の流れは
過去から未来への一方方向だけではないという説が研究されてきてます。
その中ででているのが逆因果。
つまり未来で起きていることが現在に影響を及ぼしているという事です。
であれば可逆である時間はなぜ後戻りできないのかという問いに対して、
ある科学者は「時間は可能性のある方向に流れる」という仮説を立てました。

どうして量子論の話を持ち出しましたかというと、
この可能性のある方向へ流れる
現在は未来で起きてる事柄に影響されている
これが事実なら、今起きていることに沢山の可能性の種をまけば、
未来が変わり、その結果現在も変わると言うことになります。

確かに第一波以降、閉店するお店も増え、負債が雪だるま式に膨らんでしまって
明日が見えないという方たちも増えています。
当店も例外ではありません。
それでも可能性とか希望は持っていたいと思います。
期待ではなくて、希望。
どんなに小さなことでも、その日この時出来る事を精いっぱい。
それも自分だけのことではなく、周囲の人たちも含めて。
今日頑張れば明日には道が見えるかもしれない、
明日頑張れば明後日には。
今こそ人のつながりが大事になるときだと思います。

今日のお客様へ笑顔を。明日のお客様へ信頼を。
今までが失敗だったなら別の視点で違う方法を。
そういった可能性を置いて模索しながら、なるようになると前を向いていれば、
八方ふさがりになったと思ったときにまた新たな道が見えてくるように思います。

この時期だからこそ、誰の為に何が出来るかを考えて行動したいと思います。





2021年1月23日土曜日

必要の店

なかなか更新されないblogです。



blog、インスタ、LINE、FB、WEB、ツイッター。
他のお店はこまめに更新されててすごいです💦
発信してないとそのうち忘れられるぞと脅されたりしますが、
その時はハリポタの「必要の部屋」みたいな営業します。
求める人の前には現れる、みたいな。

あれってある意味理想だったりします。
緑の中をふらっと歩いてて、休憩したいと思った瞬間、目の前に現れる当店。
次はいつ出会えるかはわからない。
雨の日はそういう事考えてるのが楽しいです。

ただ、求める人が全くいなかったらどうなるんでしょうね。


COVID19 変異株も出現したとかでいよいよ不穏さが増してきましたね。
当店は現在のところ通常営業です。
食事があるわけでもありませんし、営業も午後6時には閉店しています。
もともとノンビリな店なので、あまり空気感もかわらずです。
もちろん、見えないところで影響は徐々に受けてますが、
それはほとんど気分的なもの。

来店されたお客様の痕跡を跡形もなくすような消毒の毎日とか、
パーテーションとか密を避けるような席のご案内とか。
本来必要でなかったものをあれこれ設置してお客様に不便を強いるスタイルに
憤ってます。
もちろんいずれもお客様のご安全を守る為に必要ですが、
本来あるがまま、というか野生に近い営業スタイルの当店。
個人的には結構なストレスです。

そんな中でも、どこか異世界な当店でありたいと思います。




2020年11月18日水曜日

男の子

気づけば11月も下旬にさしかかり。早いですねー。
相変わらず浦島な夜宮でございます。

ご近所の中学生の男の子が焙煎してるとこを見たいというので、
本日は見学に来てもらいました。
本来は気が散るのと恥ずかしいので焙煎中はお見せしたくないのですが💦

俗に、ちょっと生きづらさを感じてる、と言われるようなタイプの男の子。
焙煎するのに大事ってありますか?と聞かれしばし思考タイム。
豆を選ぶとか丁寧にとか温度とか。そういうありきたりのこと、当たり前のことを聞いてるんじゃないんだろうなと。

焙煎よりも、焙煎が終わった後に機械を通して、自分に問いかける事

それが当店の答えです。
その答えの意味を説明すると、とても納得したような顔で帰っていきました。

こういう感性の鋭い子たちが生きやすい世の中でありますように。



2020年9月30日水曜日

簡単ですか?

温かな珈琲が美味しい季節になりました。
今は珈琲というより秋の果物に夢中な夜宮でございます。




焙煎て簡単ですか? と聞かれることがあります。
そして焙煎で簡単に出来るんですね、と言われることもあります。

さて。

答えとしては子供にでも簡単に出来ます。はい。
ようは煎り豆ですから。
火を通しさえすれば珈琲になります。なんの難しいこともありません。
機械にしろ手焼きにしろ、器具の使い方と火加減と
焙煎のプロセスさえ覚えれば至極簡単なものです。マニュアル化も出来ます。

焙煎の温度を決め、タイマーをかけて何分になったら
こうする、はじけが始まって何分になったら取り出す。
それでもちゃんと珈琲になります。
使う生豆が良ければ美味しくなります。




















難しいのはそこに個性を表現すること。
それは何でも同じです。
ケーキでも珈琲でも絵画でもアクセサリーでも。

自分が思う一点。味。そこを目指して何度も焙煎を繰り返します。
農産物ゆえに変わる品質。梅雨時期の焙煎、乾燥する時期の焙煎。
また珈琲の原産地は政情が不安定な国も多いです。
入荷が止まるときもあれば、天災によって農園が全滅し、入手できなくなる豆もあります。
そうなると代用できる生豆を探さなければなりません。
豆の種類によって引き出したい味もかわります。
量販店で販売したいのか小さな店舗で限られた地域で販売したいのか。
スタンダードな珈琲をメインにするのかプレミアム性をメインにするのか。

特に当店はいつ飲んでも変わらない味。というのを大事にしています。
10年前も今日の味も変わらない。
その為に毎回同じ焙煎具合というのはありえません。
違うと思ったものは出さずに廃棄することも厭いません。
もちろん、当店のイメージする珈琲が必ずしも美味しいわけではありません。
そして焙煎する人にもさまざまな考えがあります。
100%の正誤はありません。

今回のドリップバッグ。豆のブレンドも焙煎もガラッと変えました。
またドリップバッグという形でどれだけ最初にイメージした味が表現でき、
それを長時間保持できるかというのは新たな試みでした。
当店の焙煎スタイルの一つの集大成でした。
袋詰めの委託製造もふくめて1500P以上作成したドリップバッグが
お客様へお配りしたものとあわせて二か月で無くなったのは
認められたとか成功ではなく、さらに次のステップへ進めという事だと思ってます。
恐怖でしかありません(笑

焙煎は簡単ですか?
しごく簡単です。だれでも出来ます。
それを難しくするのは己。理由はひとつ。まだ豆の声を聞けてないからです。
いつでも学びの途中。













2020年9月14日月曜日

記憶の彩り

 ばたばたと過ぎたこの一ヶ月。
強気で作った30周年の粗品もすべて配り終えてほっとしてる夜宮です。



ドリップバッグは結構な数作りまして、おまけに賞味期限も通常の半分に設定したため、

残ったらどうしようかと、内心考えてましたが💦

なんとか目標にしてた今月いっぱいで終了しそうです。

ありがとうございました。


先日、隣の市から懐かしいお客様がご来店されました。

ドライフルーツのお土産と、最近亡くなった彼の思い出と共に。

悲嘆ぶりが表情にあらわれていましたが、

それでもぽつぽつと思い出を語るうちに少し笑顔が見えて。

お帰りになるときは笑顔で又来ますと手を振っていかれました。

長年営業していると、

こういった場面に多く出会います。


モカが好きだったのよね、ウインナーよく飲んでたわ

この席が好きだったのよ

遺された方の中に残る故人の思い出。

そこに当店が関わっていることに、いつもありがたさと責任を感じてしまいます。

常に思ってることですが、

どういった時間を提供できるか。

それこそが飲食店には必要なことだと思います。

こだわった食材もこだわった珈琲もすべて

お客様の記憶を彩るものにしか過ぎないのですから。






2020年8月17日月曜日

30周年

8/2で開店30周年を迎えることが出来ました。
とはいえ、あまり実感のない夜宮です。
そんなに経ったのか―、という感じです。
長い年月、変わらずにいるつもりでも少しずつ変化を続け、
気が付くとここまで来ていたというのが本音でしょうか。

30年という節目で、ある意味一つの当店の歴史が終わったのを感じています。
今からは先の全く見えない時代の未知の海へ漕ぎ出すわけですが、
生き残りをかけて、とか革新、斬新、チャレンジ、といった勇猛な言葉は
当店にはそぐわないように思います。
ゆるゆると古き良き時代を踏襲しながら、
当店らしい歩みを今からも続けていければと思います。
「よくわからないけど、ほっとする、力が抜ける」
いみじくも先日いらしたお客様が評して下さった、
この言葉通りの当店であり続けたいものです。



今回、どなた様からもお祝いの品、お花のプレゼントはご辞退させていただいたのですが、
それでも小さなアレンジメントやお菓子、
よく頑張ったねとご褒美のお赤飯を頂戴しました。
ありがたいことです。

当店からはドリップバッグの粗品をご用意いたしました。
ブレンドを何度も重ね配合を考え、完成した珈琲です。
今回使用した生豆はこの先入荷することはないかと思います。
アイスにしても、氷に負けないように仕上げています。
飲む方によって全然印象が違うようで、感想を頂くたびに新鮮な気持ちです。
是非、お越しの上、手にとられてください。






コーヒーの酸味