2019年3月30日土曜日

ミツバチ2

この数日、新しい営巣地を探す探索蜂というのが当店にきています。
この蜂が来たからと言って、すぐに入居があるわけでなく、
いくつもの候補地から選んで選びぬいてお引越しになるんですが。
見てるとずーっとホバリングしながら出入り口の出入りのしやすさ、周囲の状況、
巣箱の状況を、数匹で周囲を警戒しながら何度も何度もチェックしてます。
入居してくれればうれしいですが、
それがなくても畑やプランターの花に来てくれている姿を見るだけで、
幸せな気持ちになります。

飼育において、強制捕獲というのがあります。
分蜂した蜂を強制的に捕まえて、飼育箱にいれてしまうことなんですが、
はたしてそれはいいことなのかな、と思うようになりました。
次の営巣地を見つけて飛び立とうとしている蜂を無理やりに閉じ込めてしまう。
減少しもしかして絶滅するかもしれない蜂を増やすという名目で、
せまい範囲の中で飼い続ける。
二ホンミツバチの飼育において、養蜂家が悩まされてる案件が
子だしという現象です。
ミツバチは巣と群れを守るために、ウイルスや菌、寄生虫に感染した子を、
巣から出します。その結果、飼ってる数十群の蜂が全滅するケースもあるようです。
これが自然界においても行われているのか、
養蜂の場だけなのかはわかりませんが。

入居してくれればいいなぁと、巣箱を頂き、作り、設置しては見ましたが、
ただでさえ自然環境の激しい変化で弱体化しつつあるミツバチを、
さらに人の手で弱体化させてしまうのは、正しいんだろうかと、
巣箱に出入りしてる蜂を見てて思うようになりました。
もちろん上手に飼われて保護に貢献されてる方も沢山いらっしゃいます。
尊敬すべきことです。

当店としては飼う事より、ミツバチが安心して遊びに来れる環境を作ってあげたいものです。



2019年3月21日木曜日

こだわる。

あまりに、のんびりな当店を心配してか、
もっとお店のこだわりをアピールしたらいいのに、とアドバイスを頂きます。
こだわり。
当店にあるこだわり。
思いつくことがありません。

「珈琲豆を吟味してます、きれいな豆にするため選別してます、
スペシャリティコーヒーを使用してます、
豆の個性をいかすよう焙煎を工夫してます、新鮮な豆を提供するようにしてます。
ブレンドには細心の注意をしていますetc」

それはこだわりでしょうか。
美味しいと思っていただける珈琲を作るうえで当然のことではないかと思うのです。
当店は開店以来、それを当たり前のこととして当たり前にしています。
一杯のコーヒーを飲んで頂いて、ほっと笑顔がこぼれる。
その一瞬のためだけにする努力や労力は当たり前のことなので、
それをことさら声高に言うのは恥ずかしい。
そして努力してるつもりでも、美味しい珈琲を作るのは至難の業です。
毎回、この程度の珈琲なのかと壁に当たり、穴があれば入りたいくらいの
力量のなさを痛感しています。

お店のポリシーや理念をアピールをすべきは、これからコーヒー業界を牽引していく、
柔軟な思考と行動力のある若い世代の方たちです。

しいて「こだわり」があるとすれば、
当店らしい珈琲をお出しする。その努力をする。それだけです。








2019年3月13日水曜日

ミツバチ

なんとなく話が盛り上がり、
蜂の巣箱を作ることに。



今、一種の養蜂ブームで、いろんな書籍も出ています。
先日、畑で野イチゴの花の間を飛び回ってるミツバチを眺めていると、
もちろんどんどんその生存息域を脅かされ、
減少しつつある和バチを保護し、育てることもすごく大切ですが、
安心して蜜を求める場所を提供するのも大切だと思うに至りました。


幸い当店の畑は、もう何年も農薬を使わず野菜を育てています。
けなげに花から花へと蜜を求めてるミツバチたちのために、
沢山の花を植えてあげようと思います。

写真の花はビーダンス。はちみつの香りがします。
名前がわからなかったのですが、お客様が教えてくださいました。




2019年3月3日日曜日

ひなまつり

今日はひな祭り。
日本のイベントで色彩的に華やかなのは
お正月とひな祭り、クリスマスのような気がします。
ここ数日はどこのお店も可愛らしい飾りつけがされています。
当店も少しだけ節句気分。

最近よくおいでの造園会社の会長さん。
御歳80をこえられてますが、まだ現役で車運転されて、県内あちらこちらでお仕事されてます。
植木バサミ一本からはじめて、今ではご子息二人とも跡を継いで会社を運営されてるとの事。
ポツリポツリと苦労話をされて行きます。

「なんかわからんですが、ここの珈琲は味が違う気がする」と毎回仰りながら、いつもブレンドを2杯。
砂糖とミルク必要でしたが本日からは砂糖いらないと。
日焼けしてゴツゴツとした手でカップを優しく持ってくださる姿は神々しいですね。
一つのお仕事を続けられてきた手は、
温かくも厳しい。

明日は定休日です。

今月もよろしくお願い致します。