2019年5月29日水曜日

雑学もいいものです

今日は12月に中学校でするPTA講座の依頼を頂きました。
以前、小学校でもさせていただいたんですが
その時は薬膳メインというまったく畑違いの講座でしたが、
今回は本業の珈琲について。
実践が伴うわけではないので、
珈琲雑学メインに組み立てたいと思ってます。

たとえば「珈琲」
この字は珈琲の赤い実をかんざしに見立てたところからの当て字とされています。
また、珈琲はヨーロッパで普及する時に法王から洗礼をうけていたり、
各地で栽培が盛んになるまでには自分の命を懸けて自国へ苗木を運んだ将軍や、
自分の故郷の為によその国から豆を盗んで植えた話もあります。
珈琲にまつわる話は奥が深く楽しいものも多いです。

産地のこと、抽出のこと、豆の特性のこと。
珈琲豆由来の話もいいものですが、たまにそういった面白雑学などもお話しできる機会があれば楽しいなと思います。






2019年5月23日木曜日

柘植の花

相変わらず養蜂ボケしてます夜宮です。
当店の柘植の花に来るミツバチ。
30年以上植わってるのに最近気づいたくらいの小さな花。
人の目には気づかれなくても、ちゃんと見てる生き物がいるんだなぁと少し感動。
蜂はピンボケしてますんで、遠目で見るとわかります笑

当店の蜂は今とっても勢いよく増えてます。
入居した時に比べると3~4倍に増えてます。



さかさまになってる蜂。
気温が上がってきたんで羽を高速で震わせて巣に空気送ってます。
間近で感じる羽の羽ばたきって結構風強いんですよね。


2019年5月19日日曜日

カスカラ

お知らせにものせましたが、
カスカラティー(コーヒーチェリーティー)を6月から
ひそやかにメニューに加えることにしました。

店に行きたいけど身体的な理由で珈琲が飲めない。
2杯目も珈琲はしんどい。

そういった声を頂いたからです。
メニューにコーヒーが苦手な方やデカフェを飲まれてる方にと、
「紅茶のような珈琲」という一品を置いてますが、
それでは満足されないのが昨今のお客様。
他に何が置ける?紅茶?ハーブティー?ジュース?
ずいぶん考えましたが、
当店はやっぱり珈琲屋。
たとえ明日店がなくなるとしてもやはり珈琲以外のものは置きたくないなぁと、
苦肉の策でカスカラティー。

これにショウガやシナモンを入れるとキシルというイエメンで飲まれるお茶になります。
カスカラがあまりポピュラーでないのは、コーヒーが栽培される過程において、
農薬がふんだんに使われてる背景にあります。
昨今は有機栽培、オーガニック栽培が浸透してきたので、
カスカラの流通も少しずつ増えてきました。




2019年5月8日水曜日

令和元年

1日より令和元年となりました。
当店の焙煎機もこれで、昭和平成令和と三時代を迎えることとなりました。
光陰矢の如し。長いようであっという間の時間でしたね。
時代が変わったといっても、当店は何事もなく淡々と今のスタイルを続けていきます。
取り残されるとか、追いつかない、時代にそぐわない。
色々な意見もありますが、
以前からのお客様には、過去のご自分と対話していただき、
新規のお客様には現在の自分と対話していただく。
そういう時の流れをしばし止められることの出来るような時間をご提供できればと思います。

平成最後の月に思いがけなく始めた養蜂は、当店に大事なことを沢山教えてくれてます。原点に還る。
初心に戻り、またいちから珈琲を始めようと思います。










コーヒーの酸味