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2020年9月14日月曜日

記憶の彩り

 ばたばたと過ぎたこの一ヶ月。

強気で作った30周年の粗品もすべて配り終えてほっとしてる夜宮です。

ドリップバッグは結構な数作りまして、おまけに賞味期限も通常の半分に設定したため、

残ったらどうしようかと、内心考えてましたが💦

なんとか目標にしてた今月いっぱいで終了しそうです。

ありがとうございました。


先日、隣の市から懐かしいお客様がご来店されました。

ドライフルーツのお土産と、最近亡くなった彼の思い出と共に。

悲嘆ぶりが表情にあらわれていましたが、

それでもぽつぽつと思い出を語るうちに少し笑顔が見えて。

お帰りになるときは笑顔で又来ますと手を振っていかれました。

長年営業していると、

こういった場面に多く出会います。


モカが好きだったのよね、ウインナーよく飲んでたわ

この席が好きだったのよ


遺された方の中に残る故人の思い出。

そこに当店が関わっていることに、いつもありがたさと責任を感じてしまいます。

常に思ってることですが、

どういった時間を提供できるか。

それこそが飲食店には必要なことだと思います。

こだわった食材もこだわった珈琲もすべて

お客様の記憶を彩るものにしか過ぎないのですから。






2020年8月17日月曜日

30周年

8/2で開店30周年を迎えることが出来ました。
とはいえ、あまり実感のない夜宮です。
そんなに経ったのか―、という感じです。
長い年月、変わらずにいるつもりでも少しずつ変化を続け、
気が付くとここまで来ていたというのが本音でしょうか。

30年という節目で、ある意味一つの当店の歴史が終わったのを感じています。
今からは先の全く見えない時代の未知の海へ漕ぎ出すわけですが、
生き残りをかけて、とか革新、斬新、チャレンジ、といった勇猛な言葉は
当店にはそぐわないようにお思います。
ゆるゆると古き良き時代を踏襲しながら、
当店らしい歩みを今からも続けていければと思います。
「よくわからないけど、ほっとする、力が抜ける」
いみじくも先日いらしたお客様が評して下さった、
この言葉通りの当店であり続けたいものです。



今回、どなた様からもお祝いの品、お花のプレゼントはご辞退させていただいたのですが、
それでも小さなアレンジメントやお菓子、
よく頑張ったねとご褒美のお赤飯を頂戴しました。
ありがたいことです。

当店からはドリップバッグの粗品をご用意いたしました。
ブレンドを何度も重ね配合を考え、完成した珈琲です。
今回使用した生豆はこの先入荷することはないかと思います。
アイスにしても、氷に負けないように仕上げています。
飲む方によって全然印象が違うようで、感想を頂くたびに新鮮な気持ちです。
是非、お越しの上、手にとられてください。






2020年7月13日月曜日

身の丈

ギフトの季節になりました。
この時期になると髪の毛が抜けそうな気分になる夜宮でございます。




今年で店舗オープンから30年になりますが、
「身の丈」という言葉が実感されるようになりました。
この30年、それなりに波乱万丈ありまして。
人の連帯保証人になって借金を二千万ほど丸抱えし、
閉店の危機がありました。
新たに始めた事業が軌道に乗らずその借金も。
メンタル面で珈琲の焙煎が出来なくなったこともあります。

そして今はコロナに豪雨災害。

そういった中でも、なんとはなしに今までこれたのは
お客様の支えがあったのは第一義に、
無理せず地道に細々とわずかな灯を頼りに歩んできたからだと思います。
流行ってる店を見れば羨ましいなと思いますし、
オシャレで素敵なお店を見れば、自分の店にため息をつくこともあります。
もう少しこうできれば。あそこも改装できれば。
パッケージもこういう風にできれば。

他所の芝生が青く見えるのは世の常人の常。

結局ゴミになる過剰で華美な包装はいらない
過剰な宣伝もいらない
アイス用、カフェオレ用と区別して販売する必要はない
管理が難しくなるほど種類は置かない
一日に何十キロも販売するより
責任もって間違いなく管理できる量を焙煎する
売切れてお客様にお待たせするご迷惑はおかけしても
当店らしい珈琲をお渡しする

そうして引き算ばかりしているうちに、
身の丈にあった店舗運営が出来ているように思えます


ただメンドクサイの嫌なだけだろ?とは天の声。
・・・いい勘してます😆







2020年6月24日水曜日

再びの蜂

親戚に「万年青(おもと)」1~2株わけてと言ったら、コンテナごともってこられた夜宮です。店先にでん。




昨日より、崖っぷち養蜂開始しました。

持ってきていただいた分蜂群。
網から出したとたんにバラバラ地面に落ちて苦しみだした蜂たち。
多分殺虫剤まかれたかなぁ。仕方ないねーと。
苦しんでる蜂たち見てると、片付ける気持ちにもなれず、
寂しい気持ちで、その日はそのまま放置しました。
翌朝、ベランダに行ってみると、
前日ベランダ中におちてた蜂たちの姿はほぼなく、
おいてるコンテナ下から頻繁に出入りする蜂たち。

もう奇跡です。

残った蜂は、持ってきて頂いたときの半数以下になってますが、
元気に営巣をはじめました。

逞しい彼女たち。生きる本能。

この時期の巣作りの見通しは良くないです。
蜜源の花も少ないですし、
絶対数が少ないので、スムシ(蜂の巣に寄生)に対抗できるか💦

それでも、あの状態から生き延びた彼女たちなら頑張ってくれるかなと信じます。





2020年6月19日金曜日

一喜無憂

「冷蔵庫に夜宮さんの珈琲あると安心する。」
と、お買い求めにいらしたお客様。
笑顔に後光がさして見えました。朝から泣かせるぜ😭😭😭

人を憂う人が優しいのか、
常に物事を憂う人が優しいのか、いまだ分かりませんが、
憂いをまとう優しさより、喜びを共有出来る人になりたいと思います。



ブルーベリーの実がつきました。今から色づいていくのが楽しみです。


2020年6月15日月曜日

ボランティアのはじまり

暇なのに、どこにも出かけられないジレンマと闘う夜宮です。
先日は誰も来ないだろうと、公園でどくだみ摘んで戻ったら、お客様が二組じっと店内で待ってました💦 まことに申し訳ない💦

今日ご来店の若いお客様。
「ボランティアしたいけど何から始めていいかわからないんですよね~」
何かしたいけど、何から手を付けようか、と悩まれてる方は多いようです。
参考になるかはわかりませんが。

当店が小児がんのお子さんへの支援含むボランティアらしきものを始めて4年です。
一番最初は2016/03にFaceBook上で、満月の日に世界中の子どもたちの為にお祈りを捧げましょう、というイベントページを作ったことでした。
画像は熊本震災(2016/04)後に行ったイベントのページです。



次に、友人の絵本の原画展でチャリティー珈琲をお出しして募金を集め寄付、
熊本で大震災が起きた時は、紙おむつやレトルトのお粥、粉ミルク等の支援物資を集め、当店では届けられないところへ色々な方の手を借りて届けさせていただきました。
そのクリスマスにはチャリティーサンタさんの活動を通じて被災されたお子さんや病棟のお子さん、在宅療養のお子さん1000人へお菓子をプレゼント。お菓子といっても小さなものです。





中国地方で大雨による惨事があった時は岡山の友人の行うイベントに被災地支援もかねて珈琲を出しに行ったこともあります。
そして今回はマスク。
これも一ヶ所か二ヶ所の病院にプレゼント出来れば。と思って始めましたが、
ここが出来たならここも、と思ったより多くなってしまい、お手伝いの方がいなければとても出来なかった有様。
いつもいつも思い付きが無謀すぎて、見切り発車で始めてしまうので、
周囲からは呆れられることもしばしばです💦
後はクリスマスなどのイベント毎に、アマゾンのウィッシュリストに上がってるものをプレゼントする程度です。
大したことは出来ていませんが、出来る範囲で続けております。

何かしたい、誰かの為に!と思う中には大きなイメージを膨らませている方も多いのですが、まずはコンビニのおつりを募金箱に入れるとか、目についたゴミをゴミ箱に捨てる。
コピー機の前で操作に戸惑ってる人の手助けをする。
イベントで募集してるボランティアに参加する。
クラウドファンディングに参加する。
そういったことからでいいのではないでしょうか。
当店も人のお尻に乗っかって行動してる事が多いです。
そこからご縁が繋がり、いずれ自分にピッタリくるような事に出会うと思います。

何かしたい。と思った時から支援は始まっているのですから。

2020年6月13日土曜日

小児がん。レモネードスタンドの日

明日6/14はレモネードスタンドの日。
https://minnanolemonade.jimdofree.com/

小児がんについて。
友人でもある、社団法人みんなのレモネードの会の会長さんからのバトンが始まった時から何を書くか迷ってるうちに最終日💦

がん。という言葉が良くも悪くも市民権を得て久しく。今は抗がん剤や代替医療の質が上がり不知の病ではなくなりました。
その中で小児がんとひとくくりされる難病はとにかく、スパンの長い病です。

脳が未発達に関わらず、生命優先で行われる放射線治療。未熟な内蔵に核爆弾級の衝撃を与える抗がん剤。その後緩やかに起きる高次脳機能障害や、その他の後遺症。
寛解できたとしてもそののち、学童期、AYA世代と呼ばれる思春期以降の年月を後遺症や切れない薬の副作用と闘わなくてはなりません。
また、本人だけではなく、周囲にもその影響は大きく、母親は子の病を知った時から孤独で自分を責める日々。言われなき中傷、心無い言葉。母を奪われる患児の兄弟。
離婚率も高めです。

病は誰の責任でもありません。原因を求め、その解決を図るのは研究者、医学者の方にお任せしなければなりません。
私たちがするのは犯人探しや原因究明ではありません。

病があってもなくても子供の未来は輝き無限です。病を得た子は人の痛みがわかります。人への感謝を知ってます。

この愛情深く天使のような子供たちと、子供を支える家族へ温かな目を向けてくれる社会でありますように。

そして遇々にして、わが子が小児がんや、難病にかかってしまったお母様。
一人ではありません、だれかが見てますし、寄り添おうとする人がいます。
どうぞ孤独にならないでください。