ばたばたと過ぎたこの一ヶ月。
強気で作った30周年の粗品もすべて配り終えてほっとしてる夜宮です。
ドリップバッグは結構な数作りまして、おまけに賞味期限も通常の半分に設定したため、
残ったらどうしようかと、内心考えてましたが💦
なんとか目標にしてた今月いっぱいで終了しそうです。
ありがとうございました。
先日、隣の市から懐かしいお客様がご来店されました。
ドライフルーツのお土産と、最近亡くなった彼の思い出と共に。
悲嘆ぶりが表情にあらわれていましたが、
それでもぽつぽつと思い出を語るうちに少し笑顔が見えて。
お帰りになるときは笑顔で又来ますと手を振っていかれました。
長年営業していると、
こういった場面に多く出会います。
モカが好きだったのよね、ウインナーよく飲んでたわ
この席が好きだったのよ
遺された方の中に残る故人の思い出。
そこに当店が関わっていることに、いつもありがたさと責任を感じてしまいます。
常に思ってることですが、
どういった時間を提供できるか。
それこそが飲食店には必要なことだと思います。
こだわった食材もこだわった珈琲もすべて
お客様の記憶を彩るものにしか過ぎないのですから。