朔風払葉。北風が吹き一気に冬らしくなりました。
本日は夕方からなぜか焼酎の試飲会で珈琲だすことになってる夜宮です。
最近、ほんとうに珈琲が好きなんですねーといわれることがあり。
はて。自分は本当に珈琲が好きなのかと考えることが多々増えました。
好きのはじまりは、知りたいという好奇心から。
その好奇心の赴くままに進んでいると
自分の能力の足りなさに思い至り、どうしても現在の自分の力以上のことを求めようとするわけです。故に試行錯誤するわけですが。
時にその試行錯誤の果てに思いがけない宝を見つけたりして。
見つけたと思った次の瞬間にははるか手の届かない、そのもっと向こうに輝くものを見つけて打ちのめされます。
その度に元の位置に引き戻されて、己が謙虚さを失い、
どこか邪であったことを思い出し、またコツコツ積み上げる。
だから焙煎をやめられない。
だから焙煎をやめられない。
結局
珈琲が好きというより、珈琲を焙煎するのが好きなわけです。
珈琲が好きというより、珈琲を焙煎するのが好きなわけです。
仕事するって結局祈る事と同じ。