2019年4月11日木曜日

少し改装します

近々、店内のクロスの張替えと照明の交換、及びトイレのリフォームを行います。
またご迷惑をおかけすることになりますが、
よろしくご協力お願いいたします。

実は来年の8月に30周年を迎えたのち、
店を継続するか休業するかを考えておりました。
海外資本の参入、拡大。コンビニの台頭。
また北九州、福岡と若手の活気あふれる自家焙煎店の増加。
商品の多様性、効率、スピード、目まぐるしい変化と革新、進化。
華やかさとスタイリッシュさが求められるカフェ業界にあっては、
当店は何かにつけまどろっこしく、駐車場もなく、年老いた焙煎機と、
これまた年代物の店主がいるだけの古臭い融通利かない頑固な店です。

珈琲店というには少ない商品の数、
駐車場もない、ケーキを置かない、
お客様が必要としなければ、お冷も出さない。
ドリップバッグも依頼がなければ作らない、
テイクアウトはお断りする、
豆がなくなったらその場で終わり。
。。。こうしてみるとホント失礼な店ですね。

ですが。
ここ最近増えた声が

駐車場がないから足が遠のいたけど、
もう車を捨てたから又通います

一人でここにいると落ち着きます

ここに来ると父と母を思い出します

このお店の珈琲が一番好きです

このお店は美しいですね(海外のお客様から仰っていただきました)

休業するならリフォームしなくてもいい、と思っていましたが、
お客様だけでなくそのご家族の思い出があり、
二十年たっても覚えていてくださるお客様がある。
そういった声を頂くにつれ、もう少し頑張るなら、せめてトイレの段差を低く入口の手すりも使いやすく、と手を入れることにきめた次第です。
まだまだ当店の焙煎機には働いていただかねばなりません。



2019年4月2日火曜日

新時代もよろしくお願いします。

4月に入り、元号も新しいものが発表されました。
5月よりはじまる新しい時代が穏やかであればいいですね。
平成の日本各地はまったく平らかでなかったので😅


4月から一気にあちらこちらで価格の改定ラッシュです。
お客様より(価格)あげますか?と尋ねられましたが、
まだ当面今の状態で続けます。


正直かなり厳しい状況にはなりますが、
一日の始まりに、一日の終わりに、
友と家族と会話の彩りに、と
大事な時間に寄り添う飲み物ぐらいは、
気軽に飲んでいただきたいと思います。
どこまで頑張れるかはわかりませんが、
よろしくお願いいたします。

令和コーヒーは出すかどうか悩んでます笑

※最速スイーツの特集が紹介されてましたが、歌も発表されましたね~みなさんすごい




2019年3月30日土曜日

ミツバチ2

この数日、新しい営巣地を探す探索蜂というのが当店にきています。
この蜂が来たからと言って、すぐに入居があるわけでなく、
いくつもの候補地から選んで選びぬいてお引越しになるんですが。
見てるとずーっとホバリングしながら出入り口の出入りのしやすさ、周囲の状況、
巣箱の状況を、数匹で周囲を警戒しながら何度も何度もチェックしてます。
入居してくれればうれしいですが、
それがなくても畑やプランターの花に来てくれている姿を見るだけで、
幸せな気持ちになります。

飼育において、強制捕獲というのがあります。
分蜂した蜂を強制的に捕まえて、飼育箱にいれてしまうことなんですが、
はたしてそれはいいことなのかな、と思うようになりました。
次の営巣地を見つけて飛び立とうとしている蜂を無理やりに閉じ込めてしまう。
減少しもしかして絶滅するかもしれない蜂を増やすという名目で、
せまい範囲の中で飼い続ける。
二ホンミツバチの飼育において、養蜂家が悩まされてる案件が
子だしという現象です。
ミツバチは巣と群れを守るために、ウイルスや菌、寄生虫に感染した子を、
巣から出します。その結果、飼ってる数十群の蜂が全滅するケースもあるようです。
これが自然界においても行われているのか、
養蜂の場だけなのかはわかりませんが。

入居してくれればいいなぁと、巣箱を頂き、作り、設置しては見ましたが、
ただでさえ自然環境の激しい変化で弱体化しつつあるミツバチを、
さらに人の手で弱体化させてしまうのは、正しいんだろうかと、
巣箱に出入りしてる蜂を見てて思うようになりました。
もちろん上手に飼われて保護に貢献されてる方も沢山いらっしゃいます。
尊敬すべきことです。

当店としては飼う事より、ミツバチが安心して遊びに来れる環境を作ってあげたいものです。



2019年3月21日木曜日

こだわる。

あまりに、のんびりな当店を心配してか、
もっとお店のこだわりをアピールしたらいいのに、とアドバイスを頂きます。
こだわり。
当店にあるこだわり。
思いつくことがありません。

「珈琲豆を吟味してます、きれいな豆にするため選別してます、
スペシャリティコーヒーを使用してます、
豆の個性をいかすよう焙煎を工夫してます、新鮮な豆を提供するようにしてます。
ブレンドには細心の注意をしていますetc」

それはこだわりでしょうか。
美味しいと思っていただける珈琲を作るうえで当然のことではないかと思うのです。
当店は開店以来、それを当たり前のこととして当たり前にしています。
一杯のコーヒーを飲んで頂いて、ほっと笑顔がこぼれる。
その一瞬のためだけにする努力や労力は当たり前のことなので、
それをことさら声高に言うのは恥ずかしい。
そして努力してるつもりでも、美味しい珈琲を作るのは至難の業です。
毎回、この程度の珈琲なのかと壁に当たり、穴があれば入りたいくらいの
力量のなさを痛感しています。

お店のポリシーや理念をアピールをすべきは、これからコーヒー業界を牽引していく、
柔軟な思考と行動力のある若い世代の方たちです。

しいて「こだわり」があるとすれば、
当店らしい珈琲をお出しする。その努力をする。それだけです。








2019年3月13日水曜日

ミツバチ

なんとなく話が盛り上がり、
蜂の巣箱を作ることに。



今、一種の養蜂ブームで、いろんな書籍も出ています。
先日、畑で野イチゴの花の間を飛び回ってるミツバチを眺めていると、
もちろんどんどんその生存息域を脅かされ、
減少しつつある和バチを保護し、育てることもすごく大切ですが、
安心して蜜を求める場所を提供するのも大切だと思うに至りました。


幸い当店の畑は、もう何年も農薬を使わず野菜を育てています。
けなげに花から花へと蜜を求めてるミツバチたちのために、
沢山の花を植えてあげようと思います。

写真の花はビーダンス。はちみつの香りがします。
名前がわからなかったのですが、お客様が教えてくださいました。




2019年3月3日日曜日

ひなまつり

今日はひな祭り。
日本のイベントで色彩的に華やかなのは
お正月とひな祭り、クリスマスのような気がします。
ここ数日はどこのお店も可愛らしい飾りつけがされています。
当店も少しだけ節句気分。

最近よくおいでの造園会社の会長さん。
御歳80をこえられてますが、まだ現役で車運転されて、県内あちらこちらでお仕事されてます。
植木バサミ一本からはじめて、今ではご子息二人とも跡を継いで会社を運営されてるとの事。
ポツリポツリと苦労話をされて行きます。

「なんかわからんですが、ここの珈琲は味が違う気がする」と毎回仰りながら、いつもブレンドを2杯。
砂糖とミルク必要でしたが本日からは砂糖いらないと。
日焼けしてゴツゴツとした手でカップを優しく持ってくださる姿は神々しいですね。
一つのお仕事を続けられてきた手は、
温かくも厳しい。

明日は定休日です。

今月もよろしくお願い致します。

2019年2月26日火曜日

手紙の向こうにあるもの。

少し前のこと。
入院している友人が珈琲をのみたいと言ってるので、ポットに詰めてくれますか?
とご依頼いただきました。
なかなかに重い病状とのことで、
闘病中の体に負担のかからないように調整しながら抽出し、お持ちいただいた珈琲。
後に、とても喜んでいましたよと報告いただき安堵したのを覚えております。

そして昨日、ご入院先より届いたお手紙。
大切に手元に置かれていたという珈琲柄のブックカバーが同封されたお手紙には、
「心のこもった癒しの味、生きる気力がわいてきました」の一文。

友を思うお客様の気持ちにより添えた珈琲をお渡しできた喜びとともに、
この文章の向こうに、
その方の心の浮き沈みが垣間見え、胸が痛みました。
そして畑で猛省する一日となりました。
この一文に見合うだけの仕事が出来ているのか。
この方がいらした時に、
その時以上の珈琲をお出しできるのか。

このお手紙は、当店が目指す店の在り方の、第一歩を教えてくださいました。
29年たって、
ようやくその入り口に立てました。











2019年2月22日金曜日

名役者

当店のお客様はサントス(ブラジル)ファンが多く、
ご来店の度に、1kgお持ち帰りになる方もおいでです。

サントスの特徴はボディのしっかりしたコクと甘み。
ブルボン種か最近割と人気のあるムンドボーノ種であるか、

また農園ごと、生産場所によって多様な味わいの違いがあります。


主役にすればその個性をいかんなく発揮し、脇役にすればほかの豆の個性をフルに生かしながら上手くまとめあげていく。一流の役者さんですね。

2019年2月19日火曜日

ひとり

雨で始まった、当店の一週間。
今週もよろしくお願いいたします。

「一人になりたくなると、ここを思い出すんです」とお客様。

当店の場所柄、また性質上、
人とのふれあい、とか、お客様同士の交流というのは生まれにくいのですが、
当店の「自分をとりもどす空間」という理想を、
今後も目指していこうと思っています。

どこかヒステリックに、不協和音的なノイズを感じるようなコミニュケーションを図ろうとする時代ですが、
一人の時間もまた大切ではないかと感じます。
いつでも誰かとつながっていたい。
繋がっていないとわすれられるという、不安感。
人のことを思いやるより、自分のことを見てほしいという焦燥感があふれたSNS
孤独が何よりも恐怖の対象になってる風潮もありますが。

その中で、ほっと、自分とだけ会話できる時間。
その時に、寄り添えるような珈琲をだせればと願います。
「ひとりの時間」というのは、恐れさえしなければ
きっと、どんなものより、自身の気持ちを癒すものであるはずです。




2019年2月13日水曜日

珈琲は
色、泡、香り、味
何がいいのか悪いのか全力で伝えてきます。

珈琲は雄弁に語りますが、如何せん、聴く耳の修行が足りません。
ききみみ頭巾が欲しいこの頃。


2019年2月9日土曜日

嬉しい連休初日

今日は素敵な出来事ばかりでした。
小学校の時、店の前でいつも遊んでた、通学時にいつも通ってたという女性のお客様お二人に、学生さん。

うちに来るためだけに戸畑まで車を飛ばしてきてくださったお客様。

北九州のイベントを盛り上げる活動されてるK様カップル。

そしてこの寒い中、とりたてのワカメのおすそ分けを持ってきてくださったT様ご夫妻。
少しだけお湯を通して頂きました。
潮の香りが豊かな味です😊❤

そして親子、お孫さん3代でお客様になってくださってるご家族様が4代目のお嬢様と。

ありがとうございます。


コーヒーの酸味