2019年2月19日火曜日

ひとり

雨で始まった、当店の一週間。
今週もよろしくお願いいたします。

「一人になりたくなると、ここを思い出すんです」とお客様。

当店の場所柄、また性質上、
人とのふれあい、とか、お客様同士の交流というのは生まれにくいのですが、
当店の「自分をとりもどす空間」という理想を、
今後も目指していこうと思っています。

どこかヒステリックに、不協和音的なノイズを感じるようなコミニュケーションを図ろうとする時代ですが、
一人の時間もまた大切ではないかと感じます。
いつでも誰かとつながっていたい。
繋がっていないとわすれられるという、不安感。
人のことを思いやるより、自分のことを見てほしいという焦燥感があふれたSNS
孤独が何よりも恐怖の対象になってる風潮もありますが。

その中で、ほっと、自分とだけ会話できる時間。
その時に、寄り添えるような珈琲をだせればと願います。
「ひとりの時間」というのは、恐れさえしなければ
きっと、どんなものより、自身の気持ちを癒すものであるはずです。




コーヒーの酸味