2019年5月19日日曜日

カスカラ

お知らせにものせましたが、
カスカラティー(コーヒーチェリーティー)を6月から
ひそやかにメニューに加えることにしました。

店に行きたいけど身体的な理由で珈琲が飲めない。
2杯目も珈琲はしんどい。

そういった声を頂いたからです。
メニューにコーヒーが苦手な方やデカフェを飲まれてる方にと、
「紅茶のような珈琲」という一品を置いてますが、
それでは満足されないのが昨今のお客様。
他に何が置ける?紅茶?ハーブティー?ジュース?
ずいぶん考えましたが、
当店はやっぱり珈琲屋。
たとえ明日店がなくなるとしてもやはり珈琲以外のものは置きたくないなぁと、
苦肉の策でカスカラティー。

これにショウガやシナモンを入れるとキシルというイエメンで飲まれるお茶になります。
カスカラがあまりポピュラーでないのは、コーヒーが栽培される過程において、
農薬がふんだんに使われてる背景にあります。
昨今は有機栽培、オーガニック栽培が浸透してきたので、
カスカラの流通も少しずつ増えてきました。




2019年5月8日水曜日

令和元年

1日より令和元年となりました。
当店の焙煎機もこれで、昭和平成令和と三時代を迎えることとなりました。
光陰矢の如し。長いようであっという間の時間でしたね。
時代が変わったといっても、当店は何事もなく淡々と今のスタイルを続けていきます。
取り残されるとか、追いつかない、時代にそぐわない。
色々な意見もありますが、
以前からのお客様には、過去のご自分と対話していただき、
新規のお客様には現在の自分と対話していただく。
そういう時の流れをしばし止められることの出来るような時間をご提供できればと思います。

平成最後の月に思いがけなく始めた養蜂は、当店に大事なことを沢山教えてくれてます。原点に還る。
初心に戻り、またいちから珈琲を始めようと思います。










2019年4月24日水曜日

まだまだ

昨日のお客様。

2年ぶりくらいにお越しでしょうか。
今は、脳梗塞後のリハビリ中のお母様の介護をされてるそうです。
「母に何か欲しいものはって聞いたら美味しいコーヒー飲みたいと言ったので、だったらここしかないって思い切って買いにきたんですよー」
嬉しいですねー。
新規のお客様ももちろんありがたく、嬉しいんですが、そうやって以前いらしてくださってたお客様が思い出してくださることが尚のこと喜びです。
当店のお客様もご高齢と呼ばれる年齢にさしかかる方が増えてきました。
痛む足をかばいながら、高い段差の入り口を上ってきてくださる姿に、
どう応えていけばいいかなと思います。
まだまだ青二才でひよっこの珈琲屋。
頑張らねば。

そして、忘れちゃならない蜂!
雨にも風にも負けずに、蜜を求めて飛んでます。
今の蜜源は当店前のアカシアの花。
今育ってる幼虫は貴重な和蜂のアカシア蜂蜜で育ってるんですよね。なんと贅沢な。




2019年4月16日火曜日

蜂が入居しました

蜂が入居しました。

「毎日、焙煎の煙でいぶされるんだから、はいらないでしょう」
それもそうだと、すっかりあきらめていました。
それでも、プランターにくる蜂の姿見るのは楽しくて、
毎日ベランダながめていたのですが。



養蜂して、はちみつ出すんですか、と言われますが。
みつばちの働きバチがその生涯で集められるはちみつは、
スプーン一杯程度とのこと。
命かけたはちみつを、ほくほくで横取りする気にはなれませんので、
おこぼれが出そうなら頂くことにします。

神様からのおくりもの。
大事にしたいと思います。
(短い動画ですが。蜂が家屋に侵入しそうだったのであわててドア閉めてます)





2019年4月13日土曜日

コーヒーオイル

わかるでしょうか。かすかに浮いてるオイル。
このコーヒーオイルは本当に焙煎直後の抽出の一瞬でしか味わえません。
時間が経過して出てくる酸化した油とはまったく違うものです。
そして浅煎りの珈琲でも味わえません。
(カップに油がついてる訳では無いです、念の為😅)


焙煎と抽出。

このバランスが合致した時に出てくる、香り高いこのオイルが味わえる瞬間がロースターの特権です。




2019年4月11日木曜日

少し改装します

近々、店内のクロスの張替えと照明の交換、及びトイレのリフォームを行います。
またご迷惑をおかけすることになりますが、
よろしくご協力お願いいたします。

実は来年の8月に30周年を迎えたのち、
店を継続するか休業するかを考えておりました。
海外資本の参入、拡大。コンビニの台頭。
また北九州、福岡と若手の活気あふれる自家焙煎店の増加。
商品の多様性、効率、スピード、目まぐるしい変化と革新、進化。
華やかさとスタイリッシュさが求められるカフェ業界にあっては、
当店は何かにつけまどろっこしく、駐車場もなく、年老いた焙煎機と、
これまた年代物の店主がいるだけの古臭い融通利かない頑固な店です。

珈琲店というには少ない商品の数、
駐車場もない、ケーキを置かない、
お客様が必要としなければ、お冷も出さない。
ドリップバッグも依頼がなければ作らない、
テイクアウトはお断りする、
豆がなくなったらその場で終わり。
。。。こうしてみるとホント失礼な店ですね。

ですが。
ここ最近増えた声が

駐車場がないから足が遠のいたけど、
もう車を捨てたから又通います

一人でここにいると落ち着きます

ここに来ると父と母を思い出します

このお店の珈琲が一番好きです

このお店は美しいですね(海外のお客様から仰っていただきました)

休業するならリフォームしなくてもいい、と思っていましたが、
お客様だけでなくそのご家族の思い出があり、
二十年たっても覚えていてくださるお客様がある。
そういった声を頂くにつれ、もう少し頑張るなら、せめてトイレの段差を低く入口の手すりも使いやすく、と手を入れることにきめた次第です。
まだまだ当店の焙煎機には働いていただかねばなりません。



2019年4月2日火曜日

新時代もよろしくお願いします。

4月に入り、元号も新しいものが発表されました。
5月よりはじまる新しい時代が穏やかであればいいですね。
平成の日本各地はまったく平らかでなかったので😅


4月から一気にあちらこちらで価格の改定ラッシュです。
お客様より(価格)あげますか?と尋ねられましたが、
まだ当面今の状態で続けます。


正直かなり厳しい状況にはなりますが、
一日の始まりに、一日の終わりに、
友と家族と会話の彩りに、と
大事な時間に寄り添う飲み物ぐらいは、
気軽に飲んでいただきたいと思います。
どこまで頑張れるかはわかりませんが、
よろしくお願いいたします。

令和コーヒーは出すかどうか悩んでます笑

※最速スイーツの特集が紹介されてましたが、歌も発表されましたね~みなさんすごい




2019年3月30日土曜日

ミツバチ2

この数日、新しい営巣地を探す探索蜂というのが当店にきています。
この蜂が来たからと言って、すぐに入居があるわけでなく、
いくつもの候補地から選んで選びぬいてお引越しになるんですが。
見てるとずーっとホバリングしながら出入り口の出入りのしやすさ、周囲の状況、
巣箱の状況を、数匹で周囲を警戒しながら何度も何度もチェックしてます。
入居してくれればうれしいですが、
それがなくても畑やプランターの花に来てくれている姿を見るだけで、
幸せな気持ちになります。

飼育において、強制捕獲というのがあります。
分蜂した蜂を強制的に捕まえて、飼育箱にいれてしまうことなんですが、
はたしてそれはいいことなのかな、と思うようになりました。
次の営巣地を見つけて飛び立とうとしている蜂を無理やりに閉じ込めてしまう。
減少しもしかして絶滅するかもしれない蜂を増やすという名目で、
せまい範囲の中で飼い続ける。
二ホンミツバチの飼育において、養蜂家が悩まされてる案件が
子だしという現象です。
ミツバチは巣と群れを守るために、ウイルスや菌、寄生虫に感染した子を、
巣から出します。その結果、飼ってる数十群の蜂が全滅するケースもあるようです。
これが自然界においても行われているのか、
養蜂の場だけなのかはわかりませんが。

入居してくれればいいなぁと、巣箱を頂き、作り、設置しては見ましたが、
ただでさえ自然環境の激しい変化で弱体化しつつあるミツバチを、
さらに人の手で弱体化させてしまうのは、正しいんだろうかと、
巣箱に出入りしてる蜂を見てて思うようになりました。
もちろん上手に飼われて保護に貢献されてる方も沢山いらっしゃいます。
尊敬すべきことです。

当店としては飼う事より、ミツバチが安心して遊びに来れる環境を作ってあげたいものです。



2019年3月21日木曜日

こだわる。

あまりに、のんびりな当店を心配してか、
もっとお店のこだわりをアピールしたらいいのに、とアドバイスを頂きます。
こだわり。
当店にあるこだわり。
思いつくことがありません。

「珈琲豆を吟味してます、きれいな豆にするため選別してます、
スペシャリティコーヒーを使用してます、
豆の個性をいかすよう焙煎を工夫してます、新鮮な豆を提供するようにしてます。
ブレンドには細心の注意をしていますetc」

それはこだわりでしょうか。
美味しいと思っていただける珈琲を作るうえで当然のことではないかと思うのです。
当店は開店以来、それを当たり前のこととして当たり前にしています。
一杯のコーヒーを飲んで頂いて、ほっと笑顔がこぼれる。
その一瞬のためだけにする努力や労力は当たり前のことなので、
それをことさら声高に言うのは恥ずかしい。
そして努力してるつもりでも、美味しい珈琲を作るのは至難の業です。
毎回、この程度の珈琲なのかと壁に当たり、穴があれば入りたいくらいの
力量のなさを痛感しています。

お店のポリシーや理念をアピールをすべきは、これからコーヒー業界を牽引していく、
柔軟な思考と行動力のある若い世代の方たちです。

しいて「こだわり」があるとすれば、
当店らしい珈琲をお出しする。その努力をする。それだけです。








2019年3月13日水曜日

ミツバチ

なんとなく話が盛り上がり、
蜂の巣箱を作ることに。



今、一種の養蜂ブームで、いろんな書籍も出ています。
先日、畑で野イチゴの花の間を飛び回ってるミツバチを眺めていると、
もちろんどんどんその生存息域を脅かされ、
減少しつつある和バチを保護し、育てることもすごく大切ですが、
安心して蜜を求める場所を提供するのも大切だと思うに至りました。


幸い当店の畑は、もう何年も農薬を使わず野菜を育てています。
けなげに花から花へと蜜を求めてるミツバチたちのために、
沢山の花を植えてあげようと思います。

写真の花はビーダンス。はちみつの香りがします。
名前がわからなかったのですが、お客様が教えてくださいました。




2019年3月3日日曜日

ひなまつり

今日はひな祭り。
日本のイベントで色彩的に華やかなのは
お正月とひな祭り、クリスマスのような気がします。
ここ数日はどこのお店も可愛らしい飾りつけがされています。
当店も少しだけ節句気分。

最近よくおいでの造園会社の会長さん。
御歳80をこえられてますが、まだ現役で車運転されて、県内あちらこちらでお仕事されてます。
植木バサミ一本からはじめて、今ではご子息二人とも跡を継いで会社を運営されてるとの事。
ポツリポツリと苦労話をされて行きます。

「なんかわからんですが、ここの珈琲は味が違う気がする」と毎回仰りながら、いつもブレンドを2杯。
砂糖とミルク必要でしたが本日からは砂糖いらないと。
日焼けしてゴツゴツとした手でカップを優しく持ってくださる姿は神々しいですね。
一つのお仕事を続けられてきた手は、
温かくも厳しい。

明日は定休日です。

今月もよろしくお願い致します。

コーヒーの酸味