2018年10月14日日曜日

ドリッパー②

☕ドリッパー選び方その②です。

②ドリッパーの抽出孔の数
ペーパードリッパーに特化してのお話です。
メリタ、ハリオ、コーノ1つ穴、カリタの3つ穴。
このあたりがポピュラーですが、他に2つ穴、また最近では100均一で4つ穴ドリッパーというのも見つけました。

抽出孔の数、大きさは珈琲の味に影響を与えます。
1つ穴はネルドリップの味を再現するよう作られていますが、円錐形になっている為、高さがあり、
お湯が珈琲を通過する時間が長く、
また落としたお湯がまっすぐ下に引き込まれる分、
ボディがしっかりした、なおかつ
スッキリした珈琲になります。
またエキスのばらつきが少ないのが特徴。
その分しっかりとエキスを抽出するには、
蒸らしや抽出にテクニックが必要です。
(1つ穴でも穴が小さめだとその分エキスが濃い目に抽出)
またペーパーフィルターが独特の形なので、販売してないお店もあったりで比較的手に入れにくい所もあります。
価格も高め。

2つ穴、3つ穴は台形になっていて、
一度ドリッパーの中にお湯を貯めるため、
ドリッパー内でのお湯の滞在時間が長く、
珈琲のエキスがしっかり引き出されます。
比較的酸味の少ない珈琲になります。
また抽出方法で幅広い味の演出が出来るのも魅力です。
2つ穴は3つ穴より若干コクがまします。
4つ穴は試した所、3つ穴とは大差ありませんでした。

同じ1つ穴のメリタですが、
穴が小さくまた形態が台形のため、ほかのドリッパーにくらべボディのあつい、しっかりとした個性をもった味になります。
台形ドリッパーに使用するペーパーは入手しやすく
またとても安価です。

当店では器具やフィルターが入手しやすく、
また珈琲のエキスがしっかり抽出されるカリタの3つ穴を販売していますが、
その日の気分にあわせて1つ穴、3つ穴ドリッパーをチョイスする。
それもまた楽しい珈琲の時間となるでしょう😁

コーヒーの酸味