2019年6月12日水曜日

野生の王国


アメリカのイエローストーン国立公園。ここで試みられた事実です。



全然関係ないと思うでしょうが、ミツバチと暮らし始めるとこの話がとてもリアルに身近に感じられるようになりました。

小さなベランダのプランターですが、蜂が増えるとともに見たこともないような様々な虫がやってくるようになりました。
当店に来た時に元気がなかった珈琲の木は青々と生命力を取り戻し、
ハーブは豊かに茂り、いちごは大丈夫かというくらいに株を増やしてます💦
何か肥料を足しているわけでも、こまめに手入れしてるわけでもありません。

もちろん自然であること全てが人間にとっていいことばかりではないです。
ですが、この小さな生き物が時間をかけて、当店の小さなベランダの環境を変えていく姿は仕事の上でもとても大きな学びを与えてくれます。




2019年6月4日火曜日

珈琲のおいしさ

案外多いのが、
「珈琲のおいしさがわからないんですよね」というお客様。
当店なりの答えを申し上げるなら
「あなたの時間を邪魔しないのが美味しい珈琲」となります。

美味しさを説明する方法は様々です。
まず不味い要因から説明する方法。
お出ししてる珈琲がどこの産地でこういう製法で、焙煎はこうで酸味が、苦みが、と説明するのもありです。
店によって持論がありますので、すべて正しく間違ってはいない。

当店に限って言えば、
ご来店するお客様は皆様目的を持ってこられています。
「ホッとしたい」
「美味しい珈琲を飲みながらゆっくりしたい」
「一人になって考え事をしたい」
「話を聞いてほしい」etc
そこに共通し根底に存在するのはすべて、「自分の心をときほぐしたい」です。
珈琲はそれをサポートし、退店する時の元気を助長するアイテムです。

階段をあがり、入店し、オーダーして出された珈琲を様々なスタイルで楽しむ。
そしてお支払いいただき、ドアを開け目の前の緑をみながら退店されていく。
時間にすれば小一時間もかからない時間。
その一連の流れを邪魔しないのがいい珈琲であり、美味しい時間であると思っています。
不味い珈琲はそこに違和感を残します。
えぐいものがのどをこみ上げる、胸がなんとなくむかつく。胃が渋い。
それがなく、次に何かを口にするまで、良い時間の余韻が残れば、それが美味しい珈琲ではないでしょうか。

まだまだ未熟で未完成な当店ですが、一人でもそう思ってくれる方が増えるように努力したいと思っています。



で、コーヒーの話の後に恐縮ですが。とうとう蜂の巣が4段目に到達しました。
元気いっぱい育ってくれてます。







2019年5月29日水曜日

雑学もいいものです

今日は12月に中学校でするPTA講座の依頼を頂きました。
以前、小学校でもさせていただいたんですが
その時は薬膳メインというまったく畑違いの講座でしたが、
今回は本業の珈琲について。
実践が伴うわけではないので、
珈琲雑学メインに組み立てたいと思ってます。

たとえば「珈琲」
この字は珈琲の赤い実をかんざしに見立てたところからの当て字とされています。
また、珈琲はヨーロッパで普及する時に法王から洗礼をうけていたり、
各地で栽培が盛んになるまでには自分の命を懸けて自国へ苗木を運んだ将軍や、
自分の故郷の為によその国から豆を盗んで植えた話もあります。
珈琲にまつわる話は奥が深く楽しいものも多いです。

産地のこと、抽出のこと、豆の特性のこと。
珈琲豆由来の話もいいものですが、たまにそういった面白雑学などもお話しできる機会があれば楽しいなと思います。






2019年5月23日木曜日

柘植の花

相変わらず養蜂ボケしてます夜宮です。
当店の柘植の花に来るミツバチ。
30年以上植わってるのに最近気づいたくらいの小さな花。
人の目には気づかれなくても、ちゃんと見てる生き物がいるんだなぁと少し感動。
蜂はピンボケしてますんで、遠目で見るとわかります笑

当店の蜂は今とっても勢いよく増えてます。
入居した時に比べると3~4倍に増えてます。



さかさまになってる蜂。
気温が上がってきたんで羽を高速で震わせて巣に空気送ってます。
間近で感じる羽の羽ばたきって結構風強いんですよね。


2019年5月19日日曜日

カスカラ

お知らせにものせましたが、
カスカラティー(コーヒーチェリーティー)を6月から
ひそやかにメニューに加えることにしました。

店に行きたいけど身体的な理由で珈琲が飲めない。
2杯目も珈琲はしんどい。

そういった声を頂いたからです。
メニューにコーヒーが苦手な方やデカフェを飲まれてる方にと、
「紅茶のような珈琲」という一品を置いてますが、
それでは満足されないのが昨今のお客様。
他に何が置ける?紅茶?ハーブティー?ジュース?
ずいぶん考えましたが、
当店はやっぱり珈琲屋。
たとえ明日店がなくなるとしてもやはり珈琲以外のものは置きたくないなぁと、
苦肉の策でカスカラティー。

これにショウガやシナモンを入れるとキシルというイエメンで飲まれるお茶になります。
カスカラがあまりポピュラーでないのは、コーヒーが栽培される過程において、
農薬がふんだんに使われてる背景にあります。
昨今は有機栽培、オーガニック栽培が浸透してきたので、
カスカラの流通も少しずつ増えてきました。




2019年5月8日水曜日

令和元年

1日より令和元年となりました。
当店の焙煎機もこれで、昭和平成令和と三時代を迎えることとなりました。
光陰矢の如し。長いようであっという間の時間でしたね。
時代が変わったといっても、当店は何事もなく淡々と今のスタイルを続けていきます。
取り残されるとか、追いつかない、時代にそぐわない。
色々な意見もありますが、
以前からのお客様には、過去のご自分と対話していただき、
新規のお客様には現在の自分と対話していただく。
そういう時の流れをしばし止められることの出来るような時間をご提供できればと思います。

平成最後の月に思いがけなく始めた養蜂は、当店に大事なことを沢山教えてくれてます。原点に還る。
初心に戻り、またいちから珈琲を始めようと思います。










2019年4月24日水曜日

まだまだ

昨日のお客様。

2年ぶりくらいにお越しでしょうか。
今は、脳梗塞後のリハビリ中のお母様の介護をされてるそうです。
「母に何か欲しいものはって聞いたら美味しいコーヒー飲みたいと言ったので、だったらここしかないって思い切って買いにきたんですよー」
嬉しいですねー。
新規のお客様ももちろんありがたく、嬉しいんですが、そうやって以前いらしてくださってたお客様が思い出してくださることが尚のこと喜びです。
当店のお客様もご高齢と呼ばれる年齢にさしかかる方が増えてきました。
痛む足をかばいながら、高い段差の入り口を上ってきてくださる姿に、
どう応えていけばいいかなと思います。
まだまだ青二才でひよっこの珈琲屋。
頑張らねば。

そして、忘れちゃならない蜂!
雨にも風にも負けずに、蜜を求めて飛んでます。
今の蜜源は当店前のアカシアの花。
今育ってる幼虫は貴重な和蜂のアカシア蜂蜜で育ってるんですよね。なんと贅沢な。




2019年4月16日火曜日

蜂が入居しました

蜂が入居しました。

「毎日、焙煎の煙でいぶされるんだから、はいらないでしょう」
それもそうだと、すっかりあきらめていました。
それでも、プランターにくる蜂の姿見るのは楽しくて、
毎日ベランダながめていたのですが。



養蜂して、はちみつ出すんですか、と言われますが。
みつばちの働きバチがその生涯で集められるはちみつは、
スプーン一杯程度とのこと。
命かけたはちみつを、ほくほくで横取りする気にはなれませんので、
おこぼれが出そうなら頂くことにします。

神様からのおくりもの。
大事にしたいと思います。
(短い動画ですが。蜂が家屋に侵入しそうだったのであわててドア閉めてます)





2019年4月13日土曜日

コーヒーオイル

わかるでしょうか。かすかに浮いてるオイル。
このコーヒーオイルは本当に焙煎直後の抽出の一瞬でしか味わえません。
時間が経過して出てくる酸化した油とはまったく違うものです。
そして浅煎りの珈琲でも味わえません。
(カップに油がついてる訳では無いです、念の為😅)


焙煎と抽出。

このバランスが合致した時に出てくる、香り高いこのオイルが味わえる瞬間がロースターの特権です。




2019年4月11日木曜日

少し改装します

近々、店内のクロスの張替えと照明の交換、及びトイレのリフォームを行います。
またご迷惑をおかけすることになりますが、
よろしくご協力お願いいたします。

実は来年の8月に30周年を迎えたのち、
店を継続するか休業するかを考えておりました。
海外資本の参入、拡大。コンビニの台頭。
また北九州、福岡と若手の活気あふれる自家焙煎店の増加。
商品の多様性、効率、スピード、目まぐるしい変化と革新、進化。
華やかさとスタイリッシュさが求められるカフェ業界にあっては、
当店は何かにつけまどろっこしく、駐車場もなく、年老いた焙煎機と、
これまた年代物の店主がいるだけの古臭い融通利かない頑固な店です。

珈琲店というには少ない商品の数、
駐車場もない、ケーキを置かない、
お客様が必要としなければ、お冷も出さない。
ドリップバッグも依頼がなければ作らない、
テイクアウトはお断りする、
豆がなくなったらその場で終わり。
。。。こうしてみるとホント失礼な店ですね。

ですが。
ここ最近増えた声が

駐車場がないから足が遠のいたけど、
もう車を捨てたから又通います

一人でここにいると落ち着きます

ここに来ると父と母を思い出します

このお店の珈琲が一番好きです

このお店は美しいですね(海外のお客様から仰っていただきました)

休業するならリフォームしなくてもいい、と思っていましたが、
お客様だけでなくそのご家族の思い出があり、
二十年たっても覚えていてくださるお客様がある。
そういった声を頂くにつれ、もう少し頑張るなら、せめてトイレの段差を低く入口の手すりも使いやすく、と手を入れることにきめた次第です。
まだまだ当店の焙煎機には働いていただかねばなりません。



2019年4月2日火曜日

新時代もよろしくお願いします。

4月に入り、元号も新しいものが発表されました。
5月よりはじまる新しい時代が穏やかであればいいですね。
平成の日本各地はまったく平らかでなかったので😅


4月から一気にあちらこちらで価格の改定ラッシュです。
お客様より(価格)あげますか?と尋ねられましたが、
まだ当面今の状態で続けます。


正直かなり厳しい状況にはなりますが、
一日の始まりに、一日の終わりに、
友と家族と会話の彩りに、と
大事な時間に寄り添う飲み物ぐらいは、
気軽に飲んでいただきたいと思います。
どこまで頑張れるかはわかりませんが、
よろしくお願いいたします。

令和コーヒーは出すかどうか悩んでます笑

※最速スイーツの特集が紹介されてましたが、歌も発表されましたね~みなさんすごい




コーヒーの酸味